廃棄されていた珈琲豆から作るアップサイクル「珈琲バーム」|沖縄コーヒー × オーガニックコスメ ORION COSMETICS


ORION COSMETICS の珈琲バームは南城市のコーヒー農家さんとともに取り組む、地域循環型のスキンケアです。

近年、地球温暖化の影響で、沖縄ではコーヒーを育てる農家さんが増えています。しかし、コーヒー農園では、収穫の際に “欠点豆” が多く出てしまいます。まだ熟しきっていない豆や割れている豆は、選別の段階で取り除かれ、約10〜20%が廃棄されてきました。

けれど、”欠点豆”にも肌へうるおいを届ける成分があることを発見しました。

”「欠点豆」とは、コーヒー生豆に混入した不完全な豆のことで、味に悪影響を及ぼす可能性があります。主な種類には、「欠け豆」割れた豆、貝殻豆、未熟豆など、これらが混ざっているとコーヒー本来の風味を損ねてしまうため、焙煎前に選別(ハンドピック)する作業が必要となります。”

引用元:コーヒーの欠点豆とハンドピック – 横濱 自珈亭 不良豆=欠点豆 と そのハンドピックについての まめ知識


「捨てられるはずだった素材が、誰かの役に立つものに生まれ変わる」

南城市玉城の合同会社宮平農園 宮平翼さん

未知の可能性に研究者としての心が動き、珈琲廃棄豆アップサイクルプロジェクトは始まりました。


ORION COSMETICSの珈琲バームは、11月の寒くなり始めた時期に地元・南城市の合同会社宮平農園さんが、
コーヒー豆を収穫するところからスタートします。

宮平農園さんから分けていただいた廃棄豆は、乾燥・選別を行い、ORION COSMETICS 独自の抽出技術でゆっくりと成分を取り出します。


「捨ててしまうだけだった廃棄豆が、こうして商品になるなんて嬉しい」

宮平農園さんの言葉に背中を押されながら、商品化までたどり着きました。

  1. コーヒー豆の中から「廃棄豆」を選別し、丁寧に乾燥
  2. 植物の力を壊さずに抽出
  3. シアバターなど自然素材と合わせ、バームに仕上げる

余っていた作物が、肌を守るやさしいバームへ。
地域の課題から、ひとつの新しい価値が生まれました。


廃棄豆から生まれた珈琲バーム

乾燥しやすい唇・手元・ネイルに使える、マルチユースの保湿バーム。
コーヒー豆由来の自然なうるおいが、肌をしっとりと包みこみます。

  • ベタつきにくく、肌になじむ軽い使い心地
  • 敏感肌にも使いやすい、やさしい肌触り
  • コーヒーの特有のほのかな香り

容量:13.5g
価格:2,200円(税込)
成分:バージンセサミオイル(低温圧搾)、ヤシ油(ココナッツ油)蜜蝋、コーヒーエキス(沖縄県南城市産)


地域と環境にやさしいアップサイクル

開発者 ORION COSMETICS 代表 古波藏利菜

実は、廃棄豆を利用した商品開発の発起人は浦添商業高校の起業コースの生徒さんからでした。
地元の高校生が廃棄されているコーヒー豆の現状を知り、ORION COSMETICS と共同で商品開発を
進めていきました。


共同でプロジェクトを進めましたが、実際は単なる化粧品開発ではありませんでした。

「地域素材を活かし、循環をつくること。」

それは、ORION COSMETICS の最も大切にしている想いです。

廃棄豆を利用することで、農家さんと共に資源を生かしながら、
不要だった素材に新たな価値を生み出す新たな循環を生み出せました。

自然の恵みをぎゅっと閉じ込めた、やさしいバーム。
あなたの肌で、コーヒー豆の力を感じてみてください。


生産者・宮平農園の想い。

「捨てるしかなかったものが、誰かの役に立つのが嬉しい。」

── コーヒー栽培の大変さはどんなところですか?
沖縄の気候はコーヒー栽培に向いている部分もありますが、台風や天気、実の付き方など、毎年まったく同じにはいきません。今年は、長雨があり実にならずダメになった実が多かった。
手間をかけても、廃棄豆がどうしても出てしまいます。

── 廃棄豆のアップサイクルを聞いたとき、どう思いましたか?
「本当にバームになるの?」が正直な気持ちでした(笑)。
でも、ORIONさんが色々調べて、研究してくれて、
“肌に良い成分がある” と聞いたときは驚きました。

── 商品化されて良かったことは?
捨てるしかなかったものが、誰かの役に立つ形になるって素晴らしいです。
私たちとしても嬉しいですし、廃棄される素材がこうして広がっていくのは励みになります。

── 最後に、使う方へ一言お願いします。
廃棄豆の珈琲バームには、畑で過ごす時間や手間、いろいろな思いが詰まっています。
自然の恵みを感じながら、長く愛用していただけたら嬉しいです。


コーヒー豆をご提供いただいている合同会社宮平農園さん

合同会社宮平農園は、沖縄県南城市で花(菊、トルコキキョウ等)、野菜(オクラ、ゴーヤー、ナス、とうもろこし等)
果樹(マンゴー、ドラゴンフルーツ等)、サトウキビを栽培してます。直接販売もしてますので、気軽にお声かけください。

会社名合同会社宮平農園
代表宮平 聰
所在地〒901-0605 沖縄県南城市玉城字中山469
TEL080-6480-7970
栽培品目花き野菜果樹その他(サトウキビ・コーヒー豆)

廃棄豆から生まれた珈琲バーム

 商品仕様
・品名『廃棄豆から生まれた珈琲バーム』
・容量:13.5g
・価格:2,200円税込 送料別
・成分:バージンセサミオイル(低温圧搾)、ヤシ油(ココナッツ油)、蜜蝋、コーヒーエキス(沖縄県南城市産)